研究設備の移設で失敗する典型パターン
2026/03/09
皆さん、こんばんは!ご機嫌はいかがでしょうか。
月曜日から元気よく過ごせていますか?休み明けこそ元気よくフレッシュにいきましょうね。
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ニュースやYouTubeで情報を得る度に、戦争はよくない。と感じる時間が増えました。
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さて、それでは本題に入ります!
研究室の移転やレイアウト変更では、研究設備の移設が必ず発生します。
しかし実際の現場では、「とりあえず引っ越せば使えるだろう」という感覚で進めてしまい、後から大きなトラブルになるケースが少なくありません。
研究設備は一般的な家具や什器とは違い、電気・給排水・排気・ガスなどのインフラと密接に関係しています。
そのため、移設計画を誤ると研究の停止や高額な追加工事につながることもあります。
ここでは、研究設備の移設でよく起きる典型的な失敗パターンを整理します。
① 電源容量を確認していない
最も多い失敗がこれです。
研究機器は消費電力が大きく、
単相100V
単相200V
三相200V
など、電源条件も機器ごとに異なります。
移転先でよく起こる問題は次のようなものです。
コンセント形状が違う
電圧が合わない
分電盤の容量が足りない
ブレーカーが落ちる
特に複数の装置を同時に使う研究室では、電源リストを作らずに移設すると、移転後に電源工事をやり直すことになります。
研究設備の移設では、電源リストの作成と負荷計算が必須です。
② 設備インフラ(給排水・ガス・排気)を見ていない
研究設備は、建物の設備と直結していることが多くあります。
代表例は次の通りです。
給排水
排気ダクト
高圧ガス
冷却水
圧縮空気
ドラフト排気
例えばドラフトチャンバーや大型分析装置は、排気や配管が必要になるケースが多く、単純に移動するだけでは再稼働できません。
移転後によく起きるトラブルは次の通りです。
排気ダクトが接続できない
ガス配管がない
排水位置が合わない
空調容量が足りない
設備機器は建物設備とセットで設計する必要があります。
③ 搬入経路を確認していない
研究機器はサイズや重量が大きいものも多く、搬入経路の確認は非常に重要です。
実際によくある問題は次の通りです。
エレベーターに入らない
廊下幅が足りない
扉を通らない
天井高さが足りない
床耐荷重を超える
特に大型装置では、
「現地に入らない」
という事態も実際に起きています。
この場合、装置の分解やクレーン搬入が必要になり、移転コストが大幅に増えてしまいます。
④ 機器メーカーの立会いを考えていない
研究機器の多くは、メーカーによる調整や立ち上げが必要です。
特に以下の装置は要注意です。
LC / GC
質量分析計
電子顕微鏡
大型分析装置
クリーン設備
移設後には
再調整
キャリブレーション
動作確認
が必要になる場合があり、メーカー立会いを手配しないと装置が使用できないことがあります。
⑤ 校正・バリデーションを忘れている
研究機器は、移設すると精度が変わる可能性があります。
そのため、以下が必要になることがあります。
校正
再バリデーション
IQ / OQ
特に製薬・バイオ関連の研究施設では、このプロセスを省略できません。
移設後に慌てて対応すると、研究再開が遅れる原因になります。
研究設備の移設は「設備工事」と「研究機器」の両方を理解する必要がある
研究設備の移設は、単なる引っ越しではありません。
本来は次の要素をすべて整理する必要があります。
研究機器
建築
電気設備
給排水設備
排気設備
ガス設備
空調
つまり、研究機器と建築設備の両方を理解した上で計画する必要があるということです。
この視点がないまま移設を進めると、移転後に問題が発覚し、追加工事や研究停止といったトラブルにつながります。
研究設備の移設ならLab Solutionへ
Lab Solutionでは、研究機器の移設だけでなく、
実験室レイアウト
電気・給排水・排気設備
研究設備の再配置
搬入計画
まで含めて、研究施設の移転を総合的にサポートしています。
研究設備の移設やラボ移転をご検討の際は、ぜひLab Solutionへご相談ください。
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