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ダクトレスフードってなに?

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ダクトレスフードってなに?

ダクトレスフードってなに?

2025/01/15

ダクトレスフードを聞いたことありますか?

今日は、題名の通り「ダクトレスフード」について語ってきたいと思います。
皆さんはダクトレスフードと聞いてどのようなイメージが沸くでしょうか。
名前の通りダクトがないフード?でもそれだとしたらダクトレスドラフトっていうのかな?
はてさて。といった方も多いと思います。

そんな方々に、このブログを読んでいただければダクトレスフードを理解できるような内容になっておりますので是非最後までご覧くださいね。


ダクトレスフードとは

一言でいうと「室内循環型」のフードです!
ざっくりしすぎてるかもしれないので補足すると、通常の排気装置は庫内のガスを屋外へ排気する為の装置です。
ドラフトチャンバーや卓上フードから排気ダクトを通り屋外へ排気される。といったのがいわゆる通常の排気です。
しかし、ダクトレスフードは名前の通りダクトがありません。
いやいや、それじゃフードを設置している意味ないじゃん。と思った方、少し待ってください。
実はこのダクトレスフードには「フィルター」が搭載されています。
このフィルターで有害物質を吸着することで、許容濃度以下にした空気を屋内へ送ります。
また、空気が屋内へ循環する前に「ガスセンサー」で濃度を測定しており基準値以上のガスが出ている場合は警告がなる仕組みです。


どんな時にダクトレスフードを使うの?

ここまでダクトレスフードの大枠の説明をしてきました。
ここからはどんな時に設置すべきなのか、どんな作業に適しているのかを解説します。
大前提、薬品を使った作業は”ドラフトチャンバー内で実施するのが正解です”。
これはリスクの観点からも間違いないといっていいでしょう。
ただ、世の中すべての方がドラフトチャンバーを設置できるとは限りませんよね。
お部屋の天井が低いであったり、これ以上排気装置を置くと空調バランスが崩れたり、
レンタル先で大掛かりな工事ができないであったり、価格的に厳しいであったり、、、。
様々な理由があると思います。
そういったどうしても排気設備を設置できない方向けに適しているのが「ダクトレスフード」になります。
ここで伝えたいのは、ダクトレスフードはドラフトチャンバーの下位互換ではないし、上位互換でもない。まったくの別物だということなので是非覚えていってください。


ダクトレスフードにリスクはあるの?

ダクトレスフードには明確なリスクがあります。
それは、搭載されているガスセンサーによって検知できない薬品もある。ということです。
何にも知らずに譲り受けたダクトレスフードを使っている方は本当に注意してください。
ダクトレスフードは名前の通りダクトもないし、コンセントから電源が取れる為、移動が可能です。その使い勝手の良さから共有のものにしたり、貸出したりしてしまうと、非常に危険です。


どんな場面で使ってはいけないの?

薬品ごとに挙げていくと各メーカー違いがあることから書ききれないため、一般的なことを解説します。
一般的にNGとされているのは、以下の3つです。
・熱を使った実験
・ヘビーな実験(人によって変わるので必ず業者へ相談してください)
・エアコン、出入り口付近での使用

簡単に補足説明をすると、熱やエアコンや出入り口付近は気流に影響するからです。
ダクトレスフードの良いところは、小型であることなので搭載されているファンも当然小さいものになっています。
つまり排気能力がそこまで高くないということです。さらには整流機構(バッフル)もないなので、気流の影響を受けやすい場所での設置は控えましょう。


ダクトレスフードの推せるところ

ここまでアンチダクトレスフードみたいなブログになってしまいましたが、僕はダクトレスフードがめちゃくちゃ好きです。(聞いてない)
ということでここからはダクトレスフードの良いところを3つ紹介します。
・安い
・楽
・フレキシビリティ
1つ目の安いは、べらぼうに安いというわけではないですが、ドラフトチャンバーや卓上フードとは違い工事が発生しないのでその分価格も安く済ませることもできます。
2つ目の楽は、1つ目と同じように工事が発生しないので、設置スペース付近に100Vコンセントさえあれば大丈夫です。
3つ目のフレキシビリティは、リスクの時に説明しましたが移動ができるという点です。
ただし繰り返しになりますが、移動する際は必ず業者へ連絡してくださいね。意外と重いですから。


法令関係について

このブログを読んで、ダクトレスフードいいじゃん!って思ってくれた方、ありがとうございます。万雷の喝さいが聞こえてきます。(病院に行け)
ダクトレスフードにはドラフトチャンバーとは違う法令基準があります。
ちょっとお堅い感じになりますが解説します。

定期自主検査の実施義務:労働安全衛生法および関連規則(有機溶剤中毒予防規則や特定化学物質障害予防規則)に基づき、事業者はダクトレスフードを含む局所排気装置に対して、1年以内ごとに1回の定期自主検査を行い、その結果を3年間保存する義務があります。

発散防止抑制措置としての使用許可:ダクトレスフードは、労働基準監督署の許可を得ることで、発散防止抑制措置として使用可能です。許可を得るためには、以下の基準を満たす必要があります。
清浄化後の空気中の有害物質濃度が管理濃度の1/10以下であること。
吸引流量の定期測定適切なフィルター交換など、装置の性能を維持するための保守・点検ルールが定められ、確実に実行される管理体制が明らかにされていること。

リスクアセスメントの義務化:2016年6月1日の労働安全衛生法改正により、化学物質を取り扱う事業場ではリスクアセスメントが義務化されています。


総括

いかがでしたでしょうか。
ダクトレスフードについて理化学業界の誰よりも熱く語らせていただきました。
ダクトレスフードは本当に便利な反面、取り扱いにもきっちり注意が必要です。
しっかり使いこなせれば非常に便利なアイテムになります!

各メーカーの違いや設置条件については、Lab Solutionにご相談ください!

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