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メンテテンス、やってますか?(2)

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メンテテンス、やってますか?(2)

メンテテンス、やってますか?(2)

2024/12/27

スクラバー(排ガス処理装置)について

今回は前回の記事(メンテテンス、やってますか?https://labsolution.co.jp/posts-blog/brog3)の続編、「スクラバーのメンテナンスについて」書いていきたいと思います。

そもそもスクラバーとは、排ガス処理装置のことを指しており、ドラフトチャンバー等の囲い式フードの中で使用した薬品をそのまま排気せず中和したり吸着することで、環境汚染を防止する役割がある製品となります。

スクラバーには大きく2種類存在します。
①活性炭でガスを吸着する方式(乾式スクラバー)
②PHを管理しガスを中和する方式(湿式スクラバー)

どのタイプがどの作業に適しているかは今後のブログで書いていきたいと思いますので、乞うご期待!!!

ということでそんなスクラバーですが、
当然使っていけばいくほど汚れや目詰まりが発生し、本来の性能を発揮できなくなってしまいます。
スクラバーは大変高価な製品になりますので、日々のメンテナンスでどれだけ長く綺麗に使っていけるかが非常に重要となります。

まずは乾式スクラバーに必要なメンテナンスを纏めていきます。

乾式スクラバーのメンテナンス

① メンテナンス項目

  1. フィルターの清掃と交換

    フィルターは空気中の汚れをキャッチする部分です。汚れが溜まりすぎると、機械が正しく動かなくなります。清掃はホコリや汚れを取り除く作業、交換は使い古したフィルターを新しいものに取り替えることです。

  2. ファンやモーターの点検

    ファン(空気を送る羽根)やモーター(ファンを動かす機械)の動きがスムーズかどうかを確認します。異常があると、機械が壊れる原因になります。

  3. フィルターの掃除・交換

    フィルター部は汚れた空気から取り除かれた汚れがたまる部分です。ここがいっぱいになると機械の性能が落ちます。

  4. 電気配線の確認

    配線(電気を通すコード)がきちんとつながっているか、破損がないかを調べます。破損していると火災の原因になります。


② 点検の頻度

  • 毎日
    機械の動きに異常がないか、音や振動に注意します。

  • 毎月
    フィルターの状態や集塵部の汚れ具合をチェックします。

  • 半年ごと
    モーターやファンの動き、配線の劣化を詳しく点検します。

  • 年1回
    専門業者による全体の検査を受けましょう。このときには、細かい部品も点検してもらいます。


③ 順守すべき規定や規格

乾式スクラバーを使う際は、法律や規則に従う必要があります。これらを守ることで、安全に使用でき、環境も保護できます。

  1. 大気汚染防止法

    工場や施設が排出する有害なガスを抑えるための法律です。乾式スクラバーはこの法律に基づいて、適切に使わなければなりません。

  2. 労働安全衛生法

    機械を扱う作業員の安全を守るための法律です。スクラバーを操作するときは、手袋やゴーグルを着用することが求められることがあります。

では続いて、湿式スクラバーに必要なメンテナンスについて纏めていきます。

湿式スクラバーのメンテナンス

メンテナンス項目

  1. 水槽の清掃

    スクラバーが使う水槽(水をためる部分)には、汚れや沈殿物がたまります。これを定期的に掃除して清潔に保つことが大切です。

  2. ノズルの点検と清掃

    ノズルは水を噴射する部品です。ここが詰まると汚れをうまく洗い流せなくなるため、詰まりを取り除きます。

  3. ポンプのメンテナンス

    ポンプは水をノズルに送り出す機械です。ポンプが正常に動いているか確認し、異音や振動がないかを調べます。

  4. 廃水処理の確認

    スクラバーで使った水(廃水)には、汚れが含まれます。この廃水を適切に処理して排水基準を守る必要があります。

  5. パッキンやシール部分の交換

    パッキンやシール(部品同士の隙間をふさぐ部分)が劣化していると、水漏れの原因になります。定期的に交換が必要です。


② 点検の頻度

  • 毎日
    スクラバーが正常に動いているかを目で見て確認し、異常な音や水漏れがないかチェックします。

  • 週1回
    水槽の汚れ具合を確認し、必要に応じて掃除します。ノズルの詰まりがないかも点検します。

  • 月1回
    ポンプや廃水処理設備の動作確認を行います。これにより、長期間の使用でもトラブルを防ぎます。

  • 半年ごと
    ノズルやポンプ、パッキンの交換や修理を行い、装置全体を詳しく点検します。

  • 年1回
    専門業者に頼んで、機械の内部までしっかり点検してもらいます。これにより見落としがちな部分もチェックできます。


③ 順守すべき規定や規格

湿式スクラバーを安全に使うためには、法律や規則に従うことが重要です。

  1. 水質汚濁防止法

    スクラバーで使った水を流す際、この法律に従い基準を満たした処理を行わなければなりません。汚れた水をそのまま流すと、環境に悪影響を与えることがあります。

  2. 大気汚染防止法

    空気中の有害物質を取り除く装置として、湿式スクラバーもこの法律に基づいて運用される必要があります。

  3. 労働安全衛生法

    作業員の安全を守るための法律です。スクラバーの清掃やメンテナンス作業をする際には、安全保護具(手袋やゴーグルなど)を着用することが求められることがあります。

  4. 地方自治体の条例

    地域によっては、排水や排気の基準がさらに厳しく設定されていることがあります。自治体のルールを確認して守る必要があります。

今日のまとめ

以上、スクラバーのメンテナンスについて書かせていただきました。
2回連続メンテナンスのことを綴りましたが、ほかにもまだまだメンテナンスに纏わる製品がございます。
これもメンテナンスいるのかな?これのメンテナンスどうするのかな?といったことがございましたら、Lab Solutionへご相談ください。

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