ドラフトチャンバーのメンテナンスと法令点検を徹底解説!
2025/06/23
皆さん、こんばんは!ご機嫌はいかがでしょうか。
今日もしっかり熱かったですね。。。
熱中症対策を充分にして出かけるようにしましょう!
さて、早速今回のブログの本題に入りたいと思います。
1. ドラフトチャンバーは「動いているだけ」じゃダメ?
実験室で見慣れたドラフトチャンバー。
でも「とりあえず風が出てるから大丈夫」なんて思っていないでしょうか。
実はそれ、とても危険な誤解です。
ドラフトチャンバーは「動作しているように見える」だけでは、安全性は担保されません。
定期点検と法令に基づいた維持管理がなければ、有害ガスの逆流・曝露事故を引き起こすリスクがあります。
2. メンテナンスはなぜ必要か?
よくあるトラブル例
排気ファンの風量低下 → ドラフトチャンバー面風速不足
フィルターの詰まり → 排気抵抗が増大
サッシの落下 → ケガ・作業中断
排気ダクトの腐食 → 有害ガス漏洩
警報装置の故障 → 有毒ガスの気付かぬ曝露
これらは、定期的な点検と整備で未然に防げるものばかりです。
3. 法令点検の義務と内容とは?
労働安全衛生法による規定
局所排気装置(=ドラフトチャンバー)を設置している施設では、
以下の点検が法律で義務付けられています。
義務内容 | 頻度 | 法的根拠 |
|---|---|---|
定期自主検査 | 年1回以上 | 労安法第45条、有機則第20条 |
検査結果の記録保存 | 3年間 | 有機則第21条 |
罰則について(重要!!!)
これらの義務を怠ると、労働安全衛生法 第120条に基づき、
50万円以下の罰金 が科される可能性がある。
「どうせバレないから」と放置していると、
労基署の立入調査 → 是正勧告 → 罰金 or 曝露事故で行政処分
という流れも現実に起きているみたいです。
4. 実務でどう対策すべきか?
おすすめ点検スケジュール
点検種別 | 頻度 | 内容 |
|---|---|---|
日常点検 | 毎日 | フード吸引、異音、風の流れ確認 |
月次点検 | 月1 | フィルター目詰まり、警報装置確認 |
半年点検 | 半年 | 開口面風速測定、ファン動作確認 |
年次点検 | 年1 | 専門業者による法定自主検査+報告書作成 |
5. 実際に起こりえるトラブル例
風速不足に気づかず溶媒ガスを吸引 → 作業者が体調不良 → 労基署介入
排気ファン劣化による排気性能が低下 → 製品分析値に異常 → クレーム+再分析費用30万円
サッシのワイヤー断裂で落下事故 → 安全管理責任を問われ、設備停止命令
6. まとめ:「法令順守=ラボの信用」
ドラフトチャンバーは、動いているだけでは不十分。
「風を引いている」ことと「安全に排気できている」ことは別物です。
そして、「点検していない」は立派な違反行為。
最悪、法的責任や罰金が科されますので、必ず実施しましょう!
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