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ドラフトチャンバー vs クリーンベンチ:本当に正しく使えてますか?

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ドラフトチャンバー vs クリーンベンチ:本当に正しく使えてますか?

ドラフトチャンバー vs クリーンベンチ:本当に正しく使えてますか?

2025/02/05

~「なんとなく安全そう」で選ぶと危ないです~

実験をするうえで、「安全に作業するための設備」 は必須。
その代表格が、 「ドラフトチャンバー」や「クリーンベンチ」 です。

でも、「どっちを使えばいいの?」 って迷ったことありませんか?
特に、新しいラボを作るときや、設備を増やすときに 「どっちが必要?」問題 が発生しがち。

結論から言うと、
「有害物質を扱うならドラフトチャンバー」
「無菌環境が必要ならクリーンベンチ」

でも、これを 間違えると大変なことになります!
例えば…

  • クリーンベンチで揮発性の化学薬品を使ったら… → 室内に有害ガスが充満

  • ドラフトチャンバーで無菌操作をしたら… → 外気が入りまくって試料汚染

そうなんです。「とりあえず安全そうだから」 で選ぶと、逆に危険なんです。
というわけで、今回のブログでは 用途別の正しい使い分け を分かりやすく解説します!


① そもそも違いは?「空気の流れを考えれば一発で分かる!」

まず、それぞれの基本的な機能を押さえておきましょう。

ドラフトチャンバー(Fume Hood)

  • 有害なガス・粉塵・化学薬品の飛散を防ぐ

  • 室内の空気を外に排気する構造

  • 揮発性の化学薬品や危険物の取り扱いに必須

  • 基本的に「人を守る」ための装置!

👉 例:溶媒の蒸発、酸・アルカリの使用、有機合成など


クリーンベンチ(Clean Bench)

  • HEPAフィルターで空気を浄化し、無菌環境を作る

  • 室内の空気をろ過してクリーンな状態で循環

  • 無菌操作や細胞培養など、汚染を防ぐ目的で使う

  • 基本的に「サンプルを守る」ための装置!

👉 例:細胞培養、無菌試験、微生物操作など


② どんな実験に使う?「間違えると危険!」

設備の選び方を間違えると、実験の失敗どころか、人体や環境に危険を及ぼす可能性があります!
用途別に、どっちを使うべきかまとめてみました。

実験内容

使うべき設備

理由

酸やアルカリの使用

ドラフトチャンバー

揮発したガスを排気する必要がある

有機溶媒の取り扱い

ドラフトチャンバー

揮発したガスを排気する必要がある

細胞培養

クリーンベンチ

無菌環境を維持するため

無菌試験

クリーンベンチ

外部からの汚染を防ぐため

粉塵が発生する作業

ドラフトチャンバー

室内に飛散しないようにするため

生物の解剖

クリーンベンチ or ドラフトチャンバー

防腐剤(ホルムアルデヒド)を使うならドラフトチャンバー、それ以外ならクリーンベンチ

🚨 実際にあった「間違った使い方」エピソード

・クリーンベンチで有機溶媒を使ってしまい、ラボ内に有害ガスが充満!
ドラフトチャンバーで細胞培養を試みるも、気流の乱れで全部汚染!
空調機能がない十分にない部屋でドラフトチャンバーを使った結果、排気がうまくいかず逆流…!

設備の用途を理解せずに使うと、安全管理の意味がなくなってしまう!


③ クリーンベンチの「よくある誤解」

クリーンベンチを導入する際、勘違いしやすいポイント があるので注意!

クリーンベンチを「安全な実験台」として使う

違います! クリーンベンチは「作業者を守る」ものではなく、「サンプルを守る」もの。
危険な化学薬品を扱うと、作業者が有害ガスを吸うリスクあり!

クリーンベンチの中なら何でも清潔

違います! HEPAフィルターで空気をろ過しているだけで、中の物自体が無菌とは限らない
手袋や器具が汚れていたら、普通にコンタミします!


④ ラボ設計のポイント:「どっちを優先すべき?」

限られたスペースや予算の中で、どちらを導入するか迷う場合、
まず 「どんな実験をするか?」 を明確にしましょう!

 化学系 or 環境安全重視 → ドラフトチャンバーが必須!
 バイオ系 or 無菌環境が最優先 → クリーンベンチが必須!

特に、

  • 「危険な物質を使うか?」(Yesならドラフトチャンバー)

  • 「サンプルを汚染から守る必要があるか?」(Yesならクリーンベンチ)

という2点が決め手になります。


⑤ まとめ:「どっちも必要!でも用途を間違えるな!」

最後に、もう一度ポイントを整理!

ドラフトチャンバー「人を守る」装置(危険なガスや粉塵を排気する)
クリーンベンチ「サンプルを守る」装置(HEPAフィルターで無菌環境を作る)

そして、「どっちが優れているか」ではなく、「どっちが必要か」 を考えるのが重要!

ラボの安全と実験の成功のために、正しく設備を使い分けましょう! 

ドラフトチャンバーやクリーンベンチ等の設備をご検討されている場合は是非Lab Solutionへご相談ください!

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